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【2/27開催】- 蒸留フォーラム2026 -

蒸留フォーラム2026 

-蒸留技術の革新:基礎理論の深化とAI・DXによる  

次世代プロセスへの展開 - 

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主 催  分離技術会

協 賛  化学工学会(分離プロセス部会, 基礎物性部会, プロセス・情報・シミュレーション部会,東海支部, 関西支部), 石油学会, 日本溶剤リサイクル工業会, 日本液体清澄化技術工業会, 日本化学会, 日本プロセス化学会

【開催にあたって】 化学産業において、蒸留技術は分離・精製の基幹プロセスとして重要な役割を担い続けています。近年、カーボンニュートラルの実現や高付加価値素材への需要の高まりを受け、プロセスのさらなる効率化と高度化が急務となっています。本講演会では、不変の基礎理論から、最先端のAI・プロセスインフォマティクスによる革新事例まで、産学の第一線で活躍される講師陣が幅広く解説します。基礎理論の再確認から、最新のプロセスインフォマティクスによる革新事例までを網羅した本講演会が、皆様の業務や研究開発における課題解決のヒントとなれば幸いです。

日 時

2026年2月27日(金) 10:00~17:10

場 所

日本大学理工学部駿河台校舎タワー・スコラ2階S201教室(対面のみ)

■定員:

80名(先着順)

■スケジュール:(講演タイトル・時間は予定で、変更の可能性がございます) 

1. 10:00-10:50  「蒸留技術におけるAIを活用した応用研究」

 蒸留技術分野におけるAI活用の進展を踏まえ、その基盤となる深層学習の中核技術であるバックプロパゲーション法をまず概略的に解説する。続いて、蒸留技術への深層学習の具体的応用例として、物性推算における臨界温度推算および蒸留塔設計に必須であるフラッディングポイントの工業規模測定データによる推算への適用事例を取り上げ、AIが有する高い推算能力を明らかにする。併せて、最近の蒸留技術分野におけるAI活用動向や今後の研究展開の可能性にも言及する。

          (東京理科大学) 大江 修造 氏

2. 10:50-11:40  「理論段数と還流比の簡易解法 ―連続蒸留,回分蒸留―」

 蒸留技術の最新の技術動向を理解するとき、まず理論段数と還流比が重要であり、容易に求まる簡易解法が有用であろう。連続蒸留についてはギリランドの相関が知られているが(河東、岡田:蒸留の理論と計算、工学図書(1962))、回分蒸留についても小島―青山の相関が提案されている(藤田、東畑編:化学工学Ⅲ物質移動操作 (1972)、栃木ら:分離技術会年会2025)。今回、ベンゼン+トルエン系、エチルベンゼン+p-キシレン系について、これらの簡易解法を紹介したい。

          (日本大学) 栃木 勝己 氏

3. 11:40-12:30  「機械学習を用いた原油等の複雑混合系物性推算」

 原油精製などの実プロセスでは、大量の化合物から構成される混合物の物性が必要になるが、従来の物性推算手法は混合物の非理想的な挙動の予測に課題がある。本講演では機械学習を通じて、比較的単純な数成分程度の混合物から、数十万成分から構成された原油まで、混合物における物性推算を実施した研究事例を紹介する。

          (静岡大学) 村上 裕哉 氏

  ― 昼休憩(12:30~13:30) ―  

4. 13:30-14:20 「AI Autopilot system を活用したプラント制御の高度化」

 本講演では、NTTドコモビジネス様のソリューション「AI Autopilot System」を実際の現場で蒸留塔に活用したプラント自動制御への挑戦事例を紹介する。適応プラントの概要からモデル作成および現場実験結果を紹介する。

          (株式会社日本触媒) 野原 利夫 氏

5. 14:20-15:10 「先端素材の高付加価値と『蒸留精製』」

 化学技術の発展に伴い、先端素材の価値向上には合成と分離を一体的に捉え、高純度化を図ることが重要となっている。蒸留技術は、高純度化や不純物除去を通じて、新規用途の開拓や競合製品との差別化、開発遅延の解消に貢献する基盤プロセスである。本講演では、試験蒸留から量産スケール、設備設計まで一貫して対応可能な当社の蒸留技術を紹介する。

          (大阪油化工業株式会社) 堀田 哲平 氏

  ― 休憩(15:10~15:30) ―  

6. 15:30-16:20  「プロセスインフォマティクスが進化させる化学工学:設計から運転までのAI活用」

 データ化学工学研究室 https://datachemeng.com/ では、様々な種類のデータを用いて数理モデル化し、モデルに基づいて未知の分子・材料・プロセスを設計したりプロセス制御をしたりしている。本講演ではプロセス設計・ソフトセンサーに関する研究内容を紹介する。

          (明治大学) 金子 弘昌 氏

7. 16:20-17:10  「『Cognite Data Fusion』を活用した仮想統合データベース構築の取り組みとAI活用検証」

 出光興産は「Cognite Data Fusion」を活用し、製造現場の膨大なデータを集約する仮想統合データベースを構築。情報の一元管理により業務効率化と意思決定を高度化。さらに「Cognite Atlas AI」を用いた自然言語対話型エージェントやLLM搭載アプリの検証を進めている。

          (出光興産株式会社) 秋山 成樹 氏

参加者の声:前回(蒸留フォーラム2025)参加者からは次のような感想を頂いています。

色々なトピックを経験豊富な講師の方々にご講演いただき、大変参考になりました。/業務に直結する話題もあり、参考になった。/物性推算から省エネ・トラブルシューティングの話まで、蒸留塔に関する幅広い話題を聞くことができ、勉強になりました。/省エネの説明では、各技術の適用可否について、端的にまとまっていて、社内展開の際も活用させていただきたいと思いました。/各社の取り組みを幅広く知れたので、大変参考になった。/新たに蒸留技術を中心に気付きを与えてくれる講演ばかりで大変有意義でした。/蒸留シミュレーションのための物性推算の現状を知ることができた。

参加費

会員・共催・協賛団体会員:20,000円,学生:5,000円,会員外:30,000円,同時入会:25,000円
なお,参加費は郵便振替または下記銀行に前納にてお振込みください。

テキストの他に,参加費には(A: 分離技術シリーズ「トラブルから学ぶ蒸留塔の保全」(贈呈)が含まれます。ただし、申込時に限り、同シリーズ下記書籍1冊と変更できます。参加申込書の備考欄に変更希望書籍をチェック下さい。B:「増補 充てん塔の話Packed Tower」、C:「改訂新版トレイパッキング」、D:「実用蒸留技術」、E:「復刻新版 多成分系の蒸留 」、F:「やさしい蒸留-ポットスチルの首の形状から学ぶ-」。なお、本会ホームページの「出版物」で目次を確認できます。


※ただし学生参加費にはテキストのみで上記書籍は含まれません。

  • 郵便振替 :00100-9-21052 口座名 分離技術会
  • みずほ銀行:神田支店 普通預金 1010899 口座名 分離技術会

 

■参加申込方法:

参加ご希望の方は、次の参加申込フォームをクリックの上、必要事項をご記入の上お申し込みください。

「蒸留フォーラム2026」参加申込フォーム(クリックすると参加申込フォームが開きます)

 

■申込締切:

2026年2月20日(金)

ただし,締め切り日前に定員に達した場合はその時点で締め切らせていただきますのでご了承の程,お願い致します。講演資料、書籍は後日ご案内させていただきます。

 

■特記事項:

  1. 講演テキスト:講演会の1週間前を目処に、テキストのダウンロード先をご案内いたします。事前にダウンロードして頂き、ご持参ください。冊子体のテキストの用意はありません。また、会場内のWi-Fiおよびコンセントはご利用頂けませんので、あらかじめご承知おきください。

  2. 本講習会で作成・使用する資料は著作物のため、複写・録音・録画・転載・無断公開等を禁止いたします。当日の写真・ビデオ撮影などもご遠慮下さい。

分離技術会事務局
  〒214-0034 川崎市多摩区三田1-12-5-135
  TEL:044-874-0337
  FAX:044-874-0338
  e-mail:jimu@sspej.gr.jp
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