【3/28開催】- 第17回 晶析操作の基礎と実践 -
- 第17回 晶析操作の基礎と実践 -
晶析操作による結晶形の作り込みとその特性評価手法
主 催 分 離 技 術 会
協 賛 化学工学会材料界面部会, 分離プロセス部会・日本プロセス化学会・日本化学会・日本粉体工業技術協会 晶析分科会・日本海水学会
有機合成プロセスの分離精製のための結晶化、品質を高度に作り込んだ固体材料創製での結晶化など、結晶性物質を取り扱うプロセスとその応用範囲は多様化してきています。その中で、結晶多形を代表とする結晶形に係わる課題は、結晶粒子群の安定製造や、堅牢な特性を確保するために重要な位置付けとなっています。 また、最近では、共結晶、溶媒和物や塩についても多成分の結晶形として注目されており、これらの結晶形についても、より精密な特性評価技術や製造技術が必要とされてきています。そこで、本講演会では、結晶形の作り込み技術としての晶析操作、そして、様々な結晶形の特性評価技術にスポットを当て、基礎的な考え方からその応用技術まで、実例を交えて紹介します。
■日 時:
2025年3月28日(水) 10:00~16:30
■場 所:
東京農工大学 小金井キャンパス BASE本館 1階 講義室1(対面のみ)
■定員:
80名(先着順)
■スケジュール:
1. 10:00-10:50 結晶多形など結晶形の作り込みのため晶析操作の基礎
粒子群特性としての結晶形の作り込みについて相図を用いた基礎的な考えを紹介
(東京農工大学) 滝山 博志 氏
2. 10:50-11:50 結晶多形の制御とスケールアップの事例紹介
結晶多形現象とその制御について事例を交えて紹介
(アステラス製薬(株)) 竹口 和宏 氏
― 昼休憩(11:50~13:20) ―
3. 13:20-14:20 溶液法による共結晶の選択的晶析と粒子群特性制御
多成分相図に基づく溶液法を用いた選択的な共結晶析出についての手法を紹介
(千葉工業大学) 工藤 翔慈 氏
4. 14:20-15:20 結晶形に関する課題と対応事例紹介
安定形結晶の選定と塩や溶媒和物など多成分系の結晶形についての課題や対応事例
(スペラファーマ(株)) 山野 光久 氏
― 休憩(15:20~15:30) ―
5. 15:30-16:30 結晶構造解析の基礎と最新技術
X線回折による結晶のパッキング分析と最新技術を紹介
((株)リガク) 佐々木 明登 氏
― 名刺交換会 16:30~17:30 ―
■参加者の声:前回第16回参加者からは次のような感想を頂いています。
内容が深く広く大変勉強になりました。実例紹介や動画などで分かりやすく講演して頂き、有難かったです./業務検討で持っている視点とは別角度で晶析について知ることが出来、今後の業務に生かしていきたい./Topic に一貫性があるので情報収集しやすい./理論から実践まで幅広い内容を聞けたので、だいぶ視野が広がりました.今後の弊社の晶析プロセスの検討に活かしていきます./アカデミックな考え方と、企業で実際に検討している内容の両方が紹介されたので大変有意義でした.
■参加費:
会員・共催・協賛団体会員:20,000円,学生:5,000円,会員外:30,000円,同時入会:25,000円
なお,参加費は郵便振替または下記銀行に前納にてお振込みください。
テキストの他に,参加費にはA: 新刊書籍「晶析の基礎と実践」(贈呈)が含まれます.ただし、申込時に限り、同じシリーズの下記書籍1冊と変更できますので、参加申込フォームにてご希望の書籍名に☑して下さい.B:「改訂 分かり易い晶析操作」、C:「分かり易い結晶多形」、D:「分かり易いバッチ晶析」、E:「分かり易い貧溶媒晶析」(新版「工業晶析操作」は在庫切れのため選択いただけなくなりました)なお、各書籍の目次は本会ホームページの「出版物」でご確認いただけます.
※ただし学生参加費にはテキストのみで上記書籍は含まれません。
- 郵便振替 :00100-9-21052 口座名 分離技術会
- みずほ銀行:神田支店 普通預金 1010899 口座名 分離技術会
■参加申込方法:
参加ご希望の方は、次の参加申込フォームをクリックの上、必要事項をご記入の上お申し込みください。
「第17回 晶析操作の基礎と実践」参加申込フォーム(クリックすると参加申込フォームが開きます)
■申込締切:
2025年3月18日(火)
ただし,締め切り日前に定員に達した場合はその時点で締め切らせていただきますのでご了承の程,お願い致します。
分離技術会事務局
〒214-0034 川崎市多摩区三田1-12-5-135
TEL:044-874-0337
FAX:044-874-0338
e-mail:jimu@sspej.gr.jp
http://www.sspej.gr.jp