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【10/7開催】化学工学物性測定の原理・方法、測定装置とその手順

第 25 回「化学工学物性定数の最近の動向」講演会

化学工学物性測定の原理・方法,

測定装置とその手順

 

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共  催: 分離技術会,化学工学会基礎物性部会

協  賛: 化学東支学会

日        時:    2016年10月7日(金)10:20 -16:40

場  所: 日本学部5 号館2階524会議室

    JR 総武線・ 御茶ノ水駅御茶ノ水駅 徒歩 5 分
案内図        http://www.cst.nihon-u.ac.jp/campus/index.html

定  員: 30 名(着順

 

化学プロセスの開発・設計,その運転や新規材料設計,環境・エネルギー問題の解決には,物性データや 物性推算法は必要不可欠であります.2007 年に刊行された「実用製造プロセス物性集覧」は,そのために必要な物性が網羅されています.しかし本書の刊行から 9 年が経過した現在,各種プロセスに必要な物性データも変化し,新規な物質や,合成法,分離法に対して,必要な物性データが入手できない場合もめずらしくありません.そこで分離技術会では,物性データを得るためには推算法も重要であるが,基本は測定であるという観点から,国内の大学や研究機関で物性データの測定を行っている研究者,いわば物性測定のスペシャリストにお願いして,「化学工学物性測定マニュアル」を平成27年10月に刊行しました.本書は次のような化学工学物性を測定するための原理や方法に加えて,実際に測定に用いる装置とその手順を解説しています.

1.P-V-T関係と密度,2.蒸気圧と臨界点,3.定圧比熱,4.音速,5.気液平衡(低圧,常圧,加圧,高圧),6.無限希釈活量係数,7.溶解度(液液平衡,固液平衡,ガス溶解度,固気平衡),8.粘度,9.熱伝導度,10.拡散係数

そこで今回の「化学工学物性物性の最近の動向」講演会では,「化学工学物性測定マニュアル」の執筆者を講師としてお招きして,物性データを実際に測定するという立場から,本書の内容を分かりやすく解説していただきます.

本講演は,日頃,物性データの測定に携わっている技術者や研究者の方々や,これから物性データの測定を希望されている方々にも非常に役立つ内容となっておりますので,奮ってお申込みいただきますようお願い申し上げます.

 

■ プログ

10:20-11:00 「蒸気圧と物性データの入手方法」             (日本大学)栃木 勝己 氏

蒸留プロセスを考えるとき必要な蒸気圧の測定法と蒸気圧式を解説し,さらに相平衡,輸送物性などの物性データの入手方法について説明する.

11:00-11:40 「気液平衡 -循環法・静置法・静置法-」            (日本大学)日秋 俊彦 氏

分離プロセスに広く使われる蒸留法は,10 kPaから0.5 MPaの圧力範囲で行われることが多い.減圧あるいは加圧条件での気液平衡データの測定は,いくつかの工夫により気相液相循環型測定装置で測定可能であることを示したい.

-昼 食(11:40~12:40)-

12:40-13:20 「高圧気液平衡 -循環法・流通法・シンセチック法-」

     (マレーシア工科大学)辻 智也 氏

高圧気液平衡測定は静置法,循環法,流通法,シンセチック法に大別される.それぞれの測定法のノウハウについて通常の大気圧近傍における気液平衡測定との相違を対比させながら説明する.

13:20-14:00 「固液平衡 -目視-測温併用法・クロマト法-」      (日本大学)松田 弘幸 氏

固液平衡データは,晶析プロセスの設計・開発ならびに結晶化現象の解明に必要不可欠な物性値である.本講演では,固液平衡データの測定装置・方法を中心に解説する.

 

14:00-14:40 「粘度」                                                                                           (中央大学)船造 俊孝 氏

 粘度(粘性係数)について,定義,動粘度,ニュートン流体と非ニュートン流体の特徴,各種測定法,気体の粘度,液体の粘度,粘度の温度・圧力依存性,各種推算法について解説する.

-休 憩(14:40~15:00)-

15:00-15:40 「熱伝導度 -非定常面熱源法-」

(国立研究開発法人 産業技術総合研究所)山本 佳孝 氏

非定常状態で熱伝導率を測定する方法の1つであるホットディスク法の原理と,海洋メタンハイドレート(MH)資源開発のために実施されたMH胚胎コア試料のホットディスク法による熱物性測定結果について紹介する.

15:40-16:00 「無限希釈活量係数 -エブリオメータ法-」                           (日本大学)栃木 勝己 氏

ppmオーダーの蒸留分離に必要な無限希釈活量係数のエブリオメータ法による測定を解説し,さらに無限希釈活量係数をも用いたNRTL式パラメータの決定法も紹介する.

16:00-16:20 「無限希釈活量係数 -ガスクロマトグラフ法-」          (東京工業大学)下山 裕介 氏

ガスクロマトグラフ法を用いたイオン液体に対する炭化水素,アルコール,ケトン類の無限希釈活量係数の測定について紹介する.さらに得られた活量係数データについて,イオン液体のカチオン・アニオン種の影響についても紹介する.

16:20-16:40 「物性測定が依頼できる機関」                                       (マレーシア工科大学)辻 智也 氏

化学工学会基礎物性部会は「この圧力,この温度の物性データ収得は何処に依頼すれば良いのか」という要望に対し,会員の所有装置をHP公開している.これを中心に国内外の機関も紹介する.

■ 参加費:維持・特別・正員・員:18,000 円,学生:5,000 円,員外:28,000 円, 会:23,000 円(学生を除き,化学工学物性測定マニュアル」を贈呈します).参加便下記行に前納お振込みさい

郵便振替:00100-9-21052      口座名 分離技術会

みずほ銀行:神田支店   普通預金   1010899 口座名 分離技術会

 

■ 申込先:参加ご方は必要え,下記局ま FAX にてお申さい E-mail でお申込み場合は以のうえ,「 25 回化学工学物 向」講演会申しみと信し

 

申し込日:2016 9 30日(金)締切場合 切らせので,お早い致ます.

 

 

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